仕事を辞めたい日本代表

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妊娠を機に、アパレル販売員の仕事を辞めました。

      2016/02/07

私は、婦人服と子供服を扱うショップでアパレル販売員として働いていました。
当時は、接客やレジ、品出しや商品整理などの日常業務に加え、小さな会社だったので、発注や膨大な検品作業、値付け等もすべて販売員たちだけでこなしており、残業も多かったです。人手が足りないけれど新しく人材を採用するには経費が…といった状況でしたので、本当は結婚を機に退職するはずが、「来月まで何とか…」「やっぱりもう少しお願いできないか…」と退職時期をどんどん延ばされてしまい、私も会社の状況を知っているだけに、なかなか強く退職を切り出せずにいました。そのまま半年が過ぎ、さらに1年も過ぎると、そろそろ子供も欲しいしちゃんと退職したいという気持ちが強くなり、上司に相談をしましたが、「じゃあ妊娠できたらその時は辞めていいから!」という回答でした。それでは急に辞めることになるし、迷惑もかけてしまうだろうになんだかなあ…と思ったことを覚えています。

時間が流れ、ついにその時がやってきます。妊娠したのです。
早速上司にそのことを伝えたところ、なんと「体調が悪くないなら出てきてほしい」との回答が…。
現在なら「そんなの約束と違うのだから突っぱねて退職すればいいじゃない」と考えられるのですが、当時の私はまるで催眠術にでもかかっていたかのように、「やっぱり急に迷惑かけてしまうし、もう少し出よう」と会社に行くことを選んでいました。

妊娠が分かってからも、当然会社の状況は変わらないので、いつものように立ち仕事です。もちろん重い荷物を運ぶ必要もあったりします。そういう時は他のスタッフが「私がやるからいいよ!」と代わってくれたりして、その気遣いにとてもいたたまれない気持ちになりました。同僚たちに余計な負担をかけているのに、同じお給料を頂いていることがとても申し訳なかったのです。
そんな毎日を送り、妊娠がわかってから2週間も経つと、ついに体の方にも不調が出てきます。つわりが始まったのです。
なぜかぶどう味の炭酸ジュースだけは飲めたのですが、その他一切の食べ物を体が受け付けなくなり、胃が空っぽなのに嘔吐が止まらず、体重も7キロ落ちてしまいました。産婦人科での定期検診で入院を勧められてしまったこともあり、とても仕事を続けられる状況ではなくなってしまいました。
あれだけ私の退職を先延ばししていた上司もとうとう認めざるを得なくなり、そしてついに私は体調不良で欠勤したまま仕事を辞めることになりました。

この退職の経験の中で、一つ後悔していることがあります。
それは「なぜ身体的にも精神的にも余裕があるうちに辞めておかなかったのか」ということです。
私はぎりぎりまで仕事を続けた結果、結局ろくに引き継ぎもできないまま急にいなくなることになり、同僚たちに迷惑をかけることになってしまいました。迷惑をかけたくないから仕事を続けていたはずなのに、これでは本末転倒です。
辞意を伝えれば、会社が引き止めるということもあると思いますが、意思を強く持ってそれを通すべきだったと今強く感じています。

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