仕事を辞めたい日本代表

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警備員 辞めたい理由は激務だから

      2016/02/07

自分は、大学を卒業後、単なるサラリーマンではなく、世の中の役に立つ仕事がしたいと思い、警備会社に就職しました。その会社は、私が住む地域では、かなり名の売れた会社で、規模もかなりのものでした。

一口に警備業といってもピンキリで、工事現場で車輌誘導をしていたり、お店で巡回をしていたり、施設内に常駐していたりと色々です。そんな中、私が就いたのは、パトロール要員。契約先とオンラインセキュリティシステムで結び、異常があれば急行するという仕事でした。

初勤務から1カ月の間は、とにかく無我夢中。覚えることが多過ぎて、仕事に対する疑問など浮かぶ余地はありませんでした。ですが、毎日の激務に次第に心身は疲労を重ね、それが2年、3年と経過した頃に、最初の波が脳内に押し寄せました。

「辞めたい」

正直、仕事にも慣れ、一通りのことが1人で出来るようになると、皮肉にも会社のやり方に疑問を持つようになったのです。

まず、勤務はシフト制。土日祝日、盆暮れ正月関係ないの、4勤2休。うち後半2日は夜勤。さらに、4勤のうち、2勤は、必ず15時間勤務になります。休みは、夜勤明けと翌日。こうしてみると、非常に楽に見えるかも知れません。ですが、夜勤明けは、基本朝まで仕事をしてるわけで、厳密には休みじゃありません。

ウチに帰れば、眠気と疲労で、翌日まで寝ているのが当たり前。つまり、実質休みは1日のみ。

その貴重な休みも、電話一本で潰されたり、知らない間に、休みが出勤になっていたりします。なぜそんな事になるのかというと、やはり人手不足。さらに、スポット業務を次々に受注するので、結局休みの人間を引っ張り出すわけです。

それでも、給料はしっかり貰えたし、仕方ないと我慢してはきたものの、次第にそのやり方に、気持ち的に疲弊してきていました。特に家族が出来てからは、休みもほとんど家にいない日々が続いたり、子供と遊ぶことも出来ず、モヤモヤも溜まりました。

ただ、仕事そのものは嫌いではなく、本当にやり甲斐はあったし、警備業ならではの役得もあり、何よりも家族の為にと我慢に我慢を重ねていました。今思えば、矛盾ですね。

しかし、一度頭に浮かんだ、辞めたいという気持ちは、毎日一度は必ず片隅に浮かびます。気付くと、退職のやり方や、理由ばかりを考える日々になっていました。そして、だいたい半年おきくらいに、明日は必ず上司に辞めると伝えよう!と意気込んでみるものの、生来の気の弱さや、面倒が嫌いな性格が邪魔をし、さらには半年ごとのボーナスに、とりあえず、まあいっかと自分をごまかし続けました。

仕事を辞めたい人の気持ちは様々だと思います。仕事そのものが合わない、社内の人間関係や雰囲気に嫌気が差した、給料が少ないといったところが主な理由でしょうか。ですが、人間は、一度でも辞めたいと思うと、とにかく辞める理由を探します。仕事内容、人間関係、給料、粗探しをするんです。そして、辞める理由を積み重ねていく。やはり、自分の中に不安があり、自分はこうだから辞めるんだという、大義名分が欲しいんです。だからこそ、今まで問題にしなかったことにまで、辞める理由を見出そうとします。こうなると、もう辞めたい気持ちは消えません。

自分の様に、辞めたいと思いながら、10数年も我慢した結果、心身を病んでしまい、結果すんなりと退職に至るケースも、近年は珍しくないでしょう。

私は、辞めたくて辞めたというより、限界が来て辞めざるを得なくなったというのが正解かも知れません。

仕事を辞めるのは、やはり当人には一大事であることには違いありません。辞めてどうなるという不安もあるでしょう。ただ、それをネクストステップだと捉えられるかどうか。

なんにせよ、最後に頼るのは自分自身。それだけは間違いないですね。

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