仕事を辞めたい日本代表

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残業するのが美徳という古き悪しき習慣

      2016/02/07

 私は、某大手の広告代理店に勤めておりました。会社の理念や社長が出版している書籍に触発され、この会社なら自分の学びたいことが身に付き成長もできると思い入社したのがきっかけです。広告業界なので多少の残業は覚悟していましたが、社長や取締役陣は働き方に関して「残業するヤツはかっこわるい」という考えを持っていて、世間にモノを広めるためには、働きながら自分の時間を多く持って取り組むことが大事だということを説いていました。そういったスタイリッシュな考えに、私はとても共感を覚えて、胸を躍らせながら入社したのです。
私が配属されたのは、イベントなどを運営する部署でしたが、営業部やクリエイティブ部門の要望などを取り入れ実行する、いわば実働部隊のような役割を果たしていました。企画から最後までトータルで関わることができ、一つの案件を俯瞰的にみることができるので、業界を総合的に知るにはもってこいの部署でした。最初の数日間は、入り立てということもあったためか、ほぼ終業時間と同時に帰ることができ「素晴らしい会社だ」と私は感心していたのです。ただ、部署の他のメンバーはしばらく残っていたので「やっぱり多少は残業があるんだな」と思ってはいました。
一週間が過ぎたころ、初会議があるということで出席することになりました。しかし、その会議が設定された時間を見て私は思わず「えっ?」と声がでてしまいました。会議時間が設定されたのは21:00から……。ナゼ、その時間なのか特に理由はありませんでした。部署の人たちは当たり前のことのように会議設定時間を受け入れていました。「残業するヤツはかっこわるいんじゃなかったのか?」
それからというもの、このように夜遅くに会議時間が設定されることはしょっちゅうで、酷いときには23時に設定されていたこともありました。また、部署の中には毎日深夜の3時に帰宅している人もおり、何となく「残業するのが偉い」という考えを皆が持っていることに気がついたのです。
いい忘れていましたが、この会社は裁量労働制を導入しており、残業手当はつかず、どんなに働いても働かなくても固定給というシステムでした。つまり、仕事を早く済ませて帰った方が特なのです。そのことに気づいているのかいないのか?どうしても終わらない案件があるときは仕方ないにしても、私には、残業することの意味が全く理解できませんでした。一体、深夜3時まで何をやっているんだと……。そういう人に限って、日中はしょっちゅうタバコを吸いに外に出て行くのです。そんな連中に残業で付き合うのは、ストレスでなりませんでした。
私は、経営陣の言っていた「残業するヤツはかっこわるい」という考えに賛同する一人として、仕事を終業時間までに終わらせるように働いていました。広告業界なので、最初は中々上手くいきませんでしたが、一週間も続けていると時間内にタスクを終了させるのが出来るようになり、なるべく帰れるときは早く帰るようにしていました。
ある日、先輩が嫌みのように「なぜいつも早く帰っているのか?」と聞いてきました。私はいいチャンスだと思い、自分の考えを述べました。しかし、帰ってきた答えは、「お前は怠け者だ」「休みの日も仕事をするヤツが偉い」「俺を見てみろ、いつも夜遅くまで働いている。カッコいいだろ?」という内容でした。
この会社は、経営陣の言っていることは下まで浸透しておらず、残業美徳文化が強く根付いていて、どうしようもない状態だと私は悟りました。
無意味に会社に残って、自分の人生時間を無駄にするのがいやだったので、給料はまあまあ良かったですが、入社6ヶ月で辞めました。今は、自分の好きなように時間を有効活用できるよう自営業者として収入を得ています。確かに年収は減りましたが、あほな残業文化に付き合うよりは断然マシです。
まだ残業文化に付き合っている方は、そんな風習に疑問を持って「時間の価値」を認識して働いた方がいいと思います。この風習は間違いなく、現代人に多くのストレスを与えていて、国をダメにしていると思います。
私のように、残業文化と早く分かれて、時間を有効活用できる生活に切り替え、ストレスフリーな生活を送ることをお勧めします。

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