仕事を辞めたい日本代表

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お洒落なオフィス&同僚。華やかな職場の表と裏。

      2016/02/07

前職を退職し、この会社に入社したのは30代前半のこと。
建築デザインを手がける会社で、人材採用をする仕事でした。
部の人員構成は男性の部長、最年長の女性上司、同僚として20代女性が2人、30代男性の自分を含めて6人でした。
入社当初はさすが建築系デザイン会社だけにエレベーターやエントランスに至るまでセンス抜群な社屋、クリエイターも多いためカッコ良くお洒落な社員達、職場も整備されていて最先端。最初はそんな環境に身を置いているだけでウキウキしました。
特に私の部署の人達は洗練されていて、男性部長と同僚の20代女子2人は美男美女、身につけているものもハイセンス、コミュニケーションもソツがなく、他部署の人からも人気があり、外面は最高レベルでした。
ただ、20代女子のひとりが私に仕事を教えてくれる担当でしたが、仕事の説明が殆どなく、質問をしてもはぐらかされ、入社早々暗雲が立ち込めました。また、書類の確認をお願いすると「もうお任せしたいので」と確認もしてくれません。私はその子にとってお気に召さない存在だったらしくぞんざいな扱いでした。そんな理解の程度で伝票を作成して経理に提出したら、毎回間違いがあると突き返され、しまいには男性上司に呼び出されて、いくら何でも間違え過ぎだ、と注意を受けました。
教え方に問題があるとも言えず、年下だけど先輩だし‥。しかもこの会社は全社的にも小さな間違いも絶対許しませんという文化でした。
それまでけっこうゆるい文化の職場にいた私としてはそれも衝撃でした。
そして、男性と女性の上司が営業担当だったのですが(営業は人材依頼を獲得する役割)その依頼に対して人材を募集してあてがうのが私の仕事でした。当時かなりの売り手市場で(現在はより深刻ですが)若い優秀な人材は市場に僅かしかおらず、あらゆる企業が取り合っている状況でした。そんな中、正規雇用でもなく、低賃金、長時間残業、且つ専門スキルがある人材を集めるのはまさに至難の技でした。私は人材業界にいたのでそういう市場理解はしていました。しかし、上司は市場理解をしておらず、私が説明しても言い訳をしてるようにしか受けとって貰えず、毎回会議で詰められ、担当者は私ひとりだったため、私が悪いみたいな口調で毎回責められました。
優秀な人材に選んでもらう為、私なりに、他企業がどこもやっていない自由な働き方を取り入れるなり、子育ての為にやむなく労働市場を離れた優秀なママさんが両立出来るようなフレキシブルな働き方を取り入れる等しませんかと提案しましたが、前例がないし親会社が許さないだろうと受け入れてもらえませんでした。いよいよ私は精神的に追い詰められていきました。上記のような対応は部長からでしたが、更に私を追い詰めたのが女性上司でした。
その人はハキハキしてさっぱり系に見える人でしたが、1番の曲者で、会話の際、人を尋問するように矢継ぎ早に質問攻めにする超がつく几帳面な人。例えば、天気の話などたわいも無い話でも「確か今日午後から雨って予報でいってましたよ」と言おうものなら「え、何時頃から?ここも降るの?」と質問が飛び、答えられないと「どれ位?いつ止むの?」と質問の嵐。そして午後に雨が降らないと「結局雨降らなかったね」と嘘ついたよね的な嫌み発言を放つ。天気の話でもこの調子なので、ありとあらゆる日常会話が毎回こうでした。あまり几帳面ではない私は物事の概要だけ理解して話題にすることが多く、これもかなり堪えました。また、偉そうに人を評価するのが大好きでした。しかも、気に入った人には甘い半面、そうでない人には激辛で、私から見たらとても優秀で清楚系の新入の子について、あの子って変わってるよねと独断と偏見を事実のように人に言って回ったり。きっと私は、あの人に「あの子って本当に適当なんだよね」ってまるで障害のように言われていたと思います。まるで重大な嘘をついたかのように蔑んだ顔で見られることが多々ありましたから。そこまで人間って完璧じゃないといけないのだろうか‥私はこの会社に入って数年でそんな疑問を持つようになり、髪に白髪が目立つようになり(しかも女性上司が右隣席だったからか、右側だけ白髪が!)たまに涙が出るようになり、身体のダルさが取れなくなり‥退職しました。
あれから数年‥
やっと体もすっかり元気になり、今は楽しく充実した日々を送っています。
今はこの職場のおかげで少し几帳面になれたかと感謝する気持ちも出てきました。

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