仕事を辞めたい日本代表

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ゴルフ好きな上司に嫌われてハメられたSEの顛末

      2016/02/07

数年前まで務めていたシステム会社についてです。オープン系のSEをやっておりました。給与は、残業代は出ずに諸手当は全て込みの年棒制でしたので、どれだけ夜遅くまで仕事をしても残業代は出ません。それでも周りの人達も同じ条件だと思い、最初は楽しく仕事が出来ていました。ただ配属された部署の上司はゴルフが出来る人を重宝し、ゴルフをしない人とのコミュニケーションが明らかに違う人でした。

ある時から、トラブルで燃え盛っているプロジェクトの立て直しにアサインされました。入って状況を確認すると、手のつけようが無い状態で、なにをやっても成果が出ない状態が続いており、メンバー全員が疲弊しておりました。
立て直すというより、最初から仕切りなおすくらいのことをしないと、システムが完成しないという旨を上司にエスカレーションしましたが、「何か方法はあるでしょ」の一点張りでとりあってもらえませんでした。パッケージのカスタマイズを行うプロジェクトでした。当初はこれもチャレンジと思い何とか前向きに取り組みましたが、しばらくすると、だんだんこれはどうにもならないという気持ちが沸いてきました。というのも、そのパッケージは外から修正が出来る部分と、ブラックボックスで、専任の代理店パートナーしか開発できない部分があったのですが、問題の殆どが、後者の代理店パートナーの品質による問題でした。本来ならテストを行っている時期なのに、まだモノが出来上がってこなく、内部の進捗や課題も管理できておらず、なぜ出来ないのか?と問いただすと、「その要件は、このパッケージではできないですね。」と平然とした顔で喋る人ばっかり。

失敗の原因は、パッケージの選定ミスと、仕事をやり遂げるという目標に一丸となって進められるパートナーを含めたプロジェクト体制の構築ができていなかったことだと分析し、再度上司に丁寧に説明しましたところ、「このプロジェクトが失敗したらお前の責任だ!」と言われてしまい、なんとか工夫してできる手立てを打ちましたが、もうキーパーソンが全くやる気の無い状態で、押しても引いても動かないという感じです。先方の上層部にエスカレーションをしてみても、会社の体質なのか、意識が全然上がってきませんでした。

結局、そのプロジェクトは納期通りに納品できず、2回スケジュールを延ばした後に、頓挫しました。エンドユーザーからは訴訟になると脅されて(まあ当然ですが)、会社として対応する必要があるところに来ていると報告しているのですが、このプロジェクトの失敗は私の問題だという空気が出来上がり、最初にこのプロジェクトを始めこんな状態にした輩は、別のプロジェクトで、特に忙しいわけでもなく、上司と一緒に毎週ゴルフに行ってます。

それを見て、どうしてもやりきれない感じが収まらず、退職することになりました。最後の場でも、上司からは「こんな状態で後始末をどうするんだ?」というような台詞までもらいましたが、現場のメンバーや同僚、他部署の方々にはねぎらいや暖かい言葉をかけてもらい、すっきり辞めることができました。
聞いたところ、そのプロジェクトはそのまま消え果てたとのことで、約1年後に当時の上司だった人も会社を去ったようです。

やりがいのある仕事をしたいとは言っても、サラリーマンです。諸所の事情でどうにもできないことも多々ありますが、あまりにひどい状態のまま耐えても、時間がもったいないと思える環境で今は働いています。

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