仕事を辞めたい日本代表

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全く割りに合わない看護師という仕事

      2016/02/07

学校を出て、最初に就職したのは500床ほどの中規模の急性期総合病院でした。内科系の病棟に配属され、入職2年で同期が一気に辞めた兼ね合いで、その後異動することもなく6年間同じ環境で働くこととなりました。世間では看護師は給料がいいと誤解されていますが、そんなことはありません。初任給は女性にしてはそこそこかもしれませんが、その後の昇給などを考えると一般企業のOLのほうが年収が多いなんてザラですし、交代勤務に加えて常に命を預かる仕事であることを考えると、全く割りに合わないと言えます。人が働く限りは必ずヒューマンエラーが起こりえるものの、医療の現場ではそれが許されません。また、問題行動を起こす患者についても基本的には診療を拒否できず、年々増えるモンスターペイシェントの対応にも度々悩まされています。業務だけはどんどん複雑化してやるべきことも増えるのに、人員が増やされることはなく、毎日神経をすり減らして働いていました。時間内に終わるわけがない業務量を裁いているのに残業代も碌につかず、はっきり言ってやりがいなんて感じられませんでした。
仕事外の拘束も多く、看護研究や院内外の研修会、院内の委員会業務などで休日もたくさんの時間を取られる状況にありました。これに関しては病院の規模や運営方針によるところがありますが、私が勤めていた病院では、それらは完全にプライベートの時間に行うことが決められており、取り組まないといけないと病院から強いられているにも拘らず、それに関する手当は一切出されないという状況でした。看護協会・看護連盟の入会も義務付けられており、毎年高い年会費を支払わなければなりませんでした。それのみではなく、協会の新しい施設建設費として数年に渡って毎年数万円寄付を強いられたこともありました。参加を勧める、と言いつつほとんど強制される研修会も会費は全て自費でした。その後、別の病院で別の医療の職種として働く機会がありましたが、そこでは研修は出張扱いで交通費も含めて全額病院持ちであったため、このあたりは本当に病院によるということを実感しました。
現在は私的な理由もあり医療の分野を完全に離れて働いていますが、看護師は割に合わない仕事だとつくづく感じています。確かにいくらでも求人はありますが、働くことで割かなければならなくなる労力や精神的負担を考えると、医療以外の分野で働いたほうが断然いいというのが個人的な意見です。

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