仕事を辞めたい日本代表

当ブログは仕事を辞めたくて、仕方がない人間が運営しているサイトです。体験談を多く掲載していきます。

*

派遣会社の名ばかり正社員で働かされる

      2016/02/27

理系の大学院を卒業し、派遣会社の正社員として採用されました。

製薬会社などへ就職を希望しましたがコネがなく、一流大学ではないため内定が出ることはありませんでした。

そこで一流メーカーで研究ができるというのが売りの研究職に特化した派遣会社に就職しました。

正社員でも派遣会社と取引のある企業に派遣される「特定派遣」でしたが正社員なので待機でも保障されて安心でき、研究に少しでも関わることが出来るならと思い決めました。

給料は基本給20万5千円で他に手当てがつき一般的な企業の初任給とほとんど変わりませんでした。

しかしいくら勤続年数を重ねても取引先企業からいただける派遣料金はそんなに変わらないので昇給は微々たるものでした。

取引企業との契約終了になれば別の企業に決まるまで待機となり、基本給は保障されるものの手当はつかず連絡が来るまで自宅待機が主流でした。

待機期間が長くなると自ら退職したり正社員で採用されたはずなのに退職を迫られたりする同僚もいました。

また取引先は北から南まであるので、企業が変わるたびに引っ越しを繰り返さなければならず女性は結婚を機に退職する人もいました。

この派遣会社は土曜日に2カ月に1回社員が地域ごとに集まって会議がありそこで業務連絡、研修などが行われていて、これが大変でした。

絶対参加で3等親以内の冠婚葬祭でしか欠席がゆるされず証明書も出さなければいけませんでした。

もちろん体調不良でも許されず診断書を出させられました。

この研修でプロジェクトと称し数人で会社をよくするための方法を考えさせられ、3年くらいすると研修の内容も考えさせられるようになりました。

本来は本社サイドでやらなくてはいけないと思われるようなことまでやらされるようになりました。

もちろん派遣先の業務が終わった後にこういった資料作製などをやりました。

これに関しては手当てがつくわけではないので実質サービス残業です。

また、エリアのまとめ役に抜擢されるとさらに大変でエリアの社員の相談事、提出物の有無、フォローまで派遣先業務が終わってからやらなければならずまとめ役になった人がどんどん退職していきました。

ですからしっかりした頼りがいのある先輩社員がどんどん抜けて行きました。

そして年々正社員なんだからと派遣先以外の業務を夜や休日にしなければならなくなり休む間もありませんでした。

この派遣会社は研究ができるということを売りにしていたのですが派遣先の業務は派遣先社員のサポートだけでした。

研究がやりたくて研究職に特化していた派遣会社に入社したはずなのに実験の準備と後片付けがほとんどでルーチン作業ばかりでした。

小さい企業に派遣された人はそれなりに実験させてもらえたようですがほとんどの人は派遣先の社員さんから見下されるような生活を送っていました。

それに派遣先が変わるたびに一から仕事を覚えなければならずスキルがなかなか身に付かず転職しようにも派遣業務だけでは何のキャリアにもなりませんでした。

3年で同期の人数は半分になります。

その分新入社員は入ってきますが研究ができると期待しているまなざしを見るたびに自分と同じようにだまされたんだなと思うといたたまれない気持ちになりました。

 - 製造