仕事を辞めたい日本代表

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サラリーマンは上司次第

      2016/02/07

1. 職種
かつては花形であった半導体業界の中で細々とであっても大手半導体装置メーカーに納めるガス機器を作っている会社にて品質管理をしておりました。

全体で50名ほどの会社でしたので、社内製造工程の品質管理と顧客向けの品質保証との両方を一人で担当しておりました。

私は別の会社で生産管理をしていて、数値解析が得意でしたので、そういう人が品質管理に欲しいとその会社の社長に乞われて移ったのです。

2. 現実
その会社には品質管理部門はなく、大手製造メーカーの顧客から不良品の納品が増加傾向にあるので何とかしなければ取引を停止すると言われたが為の見せ掛けの対策として品質管理部門を作ったのです。

入社前には、自分達の会社はガス機器の専門家集団である。ほとんど製造工程にはミスがないので搬送途中での異常が不良の原因と考えられると聞かされていました。

しかも、私はガスの専門家ではないので3年間勉強して知識を得るまではと言われ給料は「低額」に据え置きさせられました。

品質管理という部署は製造部の中に作られ、上司は、何と製造部長でした。

日々の工程を見て回って一月(ひとつき)くらいしたら、この会社の管理職の言っていることは嘘ばかりである事に気が付きました。

まず、ガスの専門家などどこにもいません。強いて言えば、若い時にガス機器の製造業で働いていた社長と同じ業界から引き抜かれた製造部長の二人だけでした。

製造工程は素人集団で、日々想像を絶する不良品を作っていました。

それを製造部内の検査担当者が不良として製造工程に戻し、作り直して、検査に通った物を出荷していたのです。

驚いたことに、月1000件の納品の内、30〜70件もの不良品がありました。

検査で見落としたものが客先に納品され、不良品として始末書の対象となりました。

私の仕事のほとんどが不良品を納めてしまった客先に出向き、怒鳴られ、謝り、始末書及び対策書を書くことでした。

社内でいくら対策を提案しても何を提案しても、製造経費が増すだけだと製造部長から「お前は会社を潰す気か。」と怒鳴られて終わってしまいました。

社長に直訴しても、製造部長と相談すべきだと言われ取り合ってもらえませんでした。

私はガスの専門家ではないということで安月給で、しかも製造部長に馬鹿にされていましたが、不貞腐れたは負けだと思い、製造現場の人達と「改善」を試みました。

5年の歳月を経て、やっと「改善」の効果が現われ、月の不良品がゼロという月がだんだん増えて来ました。

幾つかの治具が効果を上げて来たのは明白でした。

しかし、製造部長からは会社の利益を減らしていると責められました。

しかも、私を誘ってくれた社長も2年前に亡くなってしまいましたから、給料も前社長との口約束だからと言われて上がらず仕舞いでした。

せめて、製造部長がもう少し人間的に尊敬出来る人であったら、もう少し我慢出来たかもしれません。

しかし、5年経って、私はこの製造部長の下にいても自分が得られるものは何もないと判断して、会社を辞めました。 以上

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