仕事を辞めたい日本代表

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定額制の奴隷!?中小IT企業SEの実態

      2016/02/07

中小IT企業に新入社員で入社し、4年目のときのことの出来事でした。

中小IT企業なんて、お客さん先に常駐するのが当たり前で、お客さんの依頼は何が何でも納期を守り迅速に対応しなければ話になりません。
といっても、お客さんの依頼には結構無茶な要望があります。
実業務はこちらがこなすので、依頼された作業に対する見積もりや時間はこちらのほうが正確なはずですが、客は常に「案件がないからお金がない」の一点張り。
その結果、プロジェクトのメンバーは大型案件がない限り減らされ、知識や技術のあるメンバーから抜けていきました。
なのに、客は1か月後に「やっぱり増員可能だから、来月までにメンバー増やして」と言うのです。
こっちは新メンバーを探し・教育するいった作業コストが増えるのに、客が提案した新メンバーの単価は低い。結局客は金を払えばなんとでもなると思っているんでしょうね。
まぁ、それはIT業界ではよくある話だと思います。

あるとき、途方に暮れるような事態が発生しました。複数の本番障害が約1か月の間発生し続けたのです。
こっちは客先の提案する案件にメンバー数が見合ってないと前々から言っていて、このままではいつか絶対に本番トラブルが発生可能性が高く、その場合対処しきれない!と思い、自社の営業担当や部長クラスにもさんざんメンバーを増やしてもらうように依頼をしていましたが、客は「お金がない」の一点張りで聞く耳もたず・・・。自社の担当もメンバーの危機を軽視する程度で終わってしまいました。
どうにか案件が終了し、リリースまでたどり着いた結果、やはり本番障害が発生。クレームの嵐で、3日後に再リリースしろと。
有無を言わずもちろん期日以内に必要な業務をこなしました。期日までは終電はもちろん、お昼を食べることさえままなりませんでした。
それでも、どうにか期日に間に合い再びリリースをむかえることができましたが、その翌日に別の本番障害が発生。
また同じことの繰り返し。リリース前も体力・精神・時間ともにギリギリな状態だったのに、終電の日々2週目に突破。
本番障害のため、朝は7時から緊急会議、その傍らリリースに向けての計画の考案、そして終電まで作業。再リリースするも新たな本番トラブル発生のループが約1か月続きました。
本番トラブル発生中の客は、実業務についてのフォローは一切なし。
申し訳なさそうに定時後も残って様子をみていてくれるものの、「人事部に勤怠管理で怒られるから」と言って本番障害中にも関わらず、23時前には必ず帰宅。
今まではなんだかんだ耐えていましたが、さすがに怒りしか見えませんでしたね。
こっちだって自社の総務部に怒られるし、残業代も一部しか出してもらえないのに。
結局、IT企業の客なんて、定額制の奴隷そのものとしか思われていないんです。
ちなみに、このとき私は結婚して新婚1年目。旦那と休みが合わないだけでなく、生活リズムも合わないのでさすがに精神的に崩壊しそうになりました。

さすがに耐えられなかったので、客には「自社を退職します」と言って現場を離れさせてもらいました。
実際は、別の安定稼働しているプロジェクトに誘われたので、その時は退職しなかったのですがね。
客は退職するというウソを信じてくれましたが、最後まで人としてこっちの意見を信じてくれることはなかったです。
その一件があり、自社の部長や上司も信じることができなったのと、他の理由も重なり最終的には退職することになりました。
思い切って辞める決断をしていなければ、今頃も毎日お昼抜きで始発から終電までずっと仕事しているのだろう考えるだけでぞっとします。

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