仕事を辞めたい日本代表

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私が長年勤めた信託銀行を辞めた理由

      2016/02/07

地元の大学を卒業して念願の信託銀行に入社したのは、もう20年前のことになります。
東京にでることは父親は賛成しましたが、母親には猛反対されました(長男だったため)
父親は自分の生きたいように人生を送ることができなかったので、私には好きなようにさせてあげたいという気持ちがあったようです。
入社後の仕事はとても面白かったです。やりがいもあり、それに見合う給与をいただいておりました。
そして結婚して念願のマイホームを手に入れることもでき、妻と二人の子供と平和な日を過ごしていました。
そんな中、妹から緊急の連絡があり、事態が一変してしまいました。
聞けば母親が胃がんと診断され、すぐ手術をしなければならないとのこと。術後は介護が必要になるとのことでした。
二人いる妹はいずれも実家を出ていますので、長男である私が対応しないといけないと思い、妻に相談しました。実家に戻って一緒に親の介護を手伝ってくれないかと。
妻からの返事は「NO」でした。子供の学校のこともあるし、何より介護はしたくないというのが一番の理由でした。
これには少々ショックを受けてしまいました。賛成してくれると思っていたのですが、こうも簡単に「NO」を突きつけられるとは。
親の介護に専念することになり収入の道が閉ざされますが、今まで私のわがままを許してくれた両親に、今後は私がお返しをする番だと思うようになり、実家に戻って親の介護をすることに決めました。
ヘルパーさんを雇うことも選択肢としてはあったのですが、24時間対応してくれるわけではありませんから、やはり自分がそばにいて介護するのが一番だと、思ったからです。
そのことを妻に告げると、別れましょうととどめを刺されました。これもまったくもって想定外の回答でした。家族の絆なんて言葉は、いまどき通じないんだなと痛感しました。
結局、家を妻にあげて慰謝料なしで離婚しました。長年勤めた会社も退職しました。会社には今も未練が残っているのが、正直なところです。
今は実家で両親の介護をしています。無論収入もなく、わずかな蓄えを切り崩しながら、必死に両親の介護をしています。
介護の他にも、今までやったことのなかった家事全般が降りかかってきます。やり方をネットで調べながら、必死にこなすのが精いっぱいです。日々疲弊して、最近では心療内科のお世話になるようになってしまいました。
そんな状況ですが、後悔はしていません。私は長男です。考え方が古いのかもしれませんが、長男が親の面倒を見るのは当たり前のことだと思っていますから。
しかし、それも限界に近付いてきています。何か良い案はないかと自問する日々が続いています。これって社会現象になるのではないか?そんな気がしてなりません。

 - 金融