仕事を辞めたい日本代表

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翻訳の仕事についたのはいいけれど

      2016/02/27

ロシア語を勉強し続けて数年たった頃、ぜひそのロシア語を生かした仕事につきたいと考えるようになりました。ロシア語の学習仲間と情報交換しているうちにある翻訳会社でロシア語のタイピストを募集しているという話を聞いて、応募してみたのです。すぐに採用された私は踊りだしたいほど嬉しかったのを覚えています。

でも嬉しかったのは最初だけでした。まず、初出勤の日にちが決まっていたにもかかわらず、その前に引き継ぎに来てほしいといわれました。仕方なく行ってみると引き継ぎではなく、忙しくて人手が足りないのを私で間に合わせただけのことでした。

こんなスタートを切ったこの翻訳会社での仕事は決して楽しいものではありませんでした。就業規則は一応ありましたが、結局社長がルールなのです。時間の管理ができていないこと、計画性のないこと、社長の一存で何もかも決まってしまいますが、しりぬぐいは社員でした。徹夜の連続で会社に何日も泊まり込んでいる人もいました。

私のこの会社での主な仕事はタイピングではなく、翻訳した原稿を届けに行ったり、外注に出した翻訳を取りに行ったりすることでした。社長がお給料日を忘れていたため、お給料日にお給料が振り込まれていなかったこともありました。

社長の気まぐれで土曜日に出勤しなくてはならなくなることもありましたが、出社してみれば前日にちょっと残業すればすむことばかりでした。朝6時過ぎに自宅に電話をかけてきて「出勤前にどこどこによって原稿を取ってきて」なんていうことは日常茶飯事でした。少ない人数で働いているのでとにかく人づかいの荒いことは強烈でした。しかも、恩きせがましいことをいうのです。

何かというとここで覚えたことはあなたの財産になるんだから、と言っては残業代を払わないでこき使うだけこき使うという魂胆が見え透いていました。いくら好きなことを仕事にしたからと言って、使い走りばかりで交通費もボーナスもらえず、福利厚生、つまり、社会保険、厚生年金制度などもないこの会社で正社員でいるメリットを感じなくなり、やめることを考えるようになりました。

個人経営の会社で正社員になるくらいなら、派遣でもパートでもいいから大手の企業のほうがずっといいと実感しました。そしてここの社長のいう通り、この翻訳会社で覚えたことが私の財産になって、ロシア語のスキルを活かした商社で派遣社員として働くことができました。どんな経験からも得るものがあるのだなということも学んだわけです。

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