仕事を辞めたい日本代表

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パチンコ業界はやっぱりブラック…頑張っても報われないので辞めました

      2016/02/13

パチンコ・パチスロのホール業界がブラックであることは、かなり前から有名な話ですが、
今回私がお話するのは、内部では何がどうブラックであるのか、その詳細を少しでも多くの人にお伝えし、
私のような者を増やさないようにするためです。

私が務めていたパチンコ店は、田舎町にある、ごく普通のパチンコホールで、
遊技台の数がおおよそ300台前後の小規模なホールで、私はそのホールの主任をしていました。

遊技をしに行かれる方ならば、近年のパチンコ・パチスロが年を追うごと、出玉規制で遊技性能が落ちて行っていることは
ご存じかと思います。
私が努めていたホールもその例にもれず、日を追うごと、月を追う毎、客足が遠のいていっていました。

客足が遠のけば、出玉をさらに削るような調整として利益をとるしかなく、
その結果としてさらに客足が遠のく…という負の連鎖が生まれていました。

営業本部長は、エリアマネージャー、店長達に連日ゲキを飛ばし、
毎週提出する週間の報告にも嫌味で返し、成績が上がっていない店舗は、
晒し者のように全店に、『こんな奴がやっているからダメなんだ』というメッセージ付のメールを配信していました。

こういう状況に陥ると、月に一度ある全店の店長があつまる店長会議も、まったく内容のない、
ただのけなしあいのような酷いものに成り下がっていきます。

そんな中では後から入社した社員たちも、店長を目指そう、という意欲がでるはずもなく、続々と退社してしまいました。

後に店舗に残ったのは私と、もう一人の店長のみ。
他のグループ店舗も正社員は2、3人のみというありさまとなっていました。

パチンコ店は基本的に新台入替時以外は年中無休ですから、社員たちも実質の年中無休となったのです。
さらに、パチンコ店は地域によりますが、朝9時から夜23時くらいまでの営業です。
しかも、営業後には売上の集計や遊技台の清掃やメンテナンス、調整などの作業があるのですから、
どんなに早く作業をしても、家に帰るのは夜1時を過ぎます。
そしてまた朝7時頃に出社…。

しかし、店長はその中でも折れず、ある案を出しました。
その案は非常に単純明快なもので、

「この地域には一店舗にも低貸店がない。だから俺たちでやろう」

というものでした。(低貸、とはパチンコ、パチスロのメダルや玉のレートが通常よりも低いものです)

私は過酷な勤務体制で身も心も既にボロボロでしたが、この案には賛成でしたので、
もう少しだけ頑張ってみることにしました。

結果からいえばこの案は一定の成果をあげました。

が、ある日、あまりに人手不足で、さらに過酷になった勤務に私の身体はついに悲鳴をあげ、
一歩も店舗の事務所から動けなくなり、救急車で搬送されることとなりました。

幸いにして大事には至りませんでしたが、病院から退院するときに営業本部長から掛かってきた電話で、私は退職を決意しました。

『よう、病院出たんなら、今すぐ店に戻って溜まった仕事を片づけろ』

私は会社への呆れと、脱力感で、返す言葉が出ませんでした。

人の出入りの激しいパチンコ業界、今回の話以外にもブラックなエピソードには事欠きませんし、
私がこの後退職するまでにも半年ほど掛かりましたが、もしパチンコ業界で店長になりたい、という方がいらっしゃったならば、
私からは、

「絶対におススメしない」

とだけ申し上げておきます。

 - レジャー