仕事を辞めたい日本代表

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一生安泰ともいえる某電力会社に高卒で就職し、辞めた話。

      2016/02/13

私は高校を卒業してから先生の薦めもあり、誰もが知る某電力会社に就職しました。
東北の田舎から関東の都会に出てくる事もあり、始めは胸をはずませ、将来に希望が満ちていました。

しかし私が入社する一ヶ月前に東日本大震災がおき、私の進もうとしている業界に大きな変化がありました。
具体的な事は言えませんが、地震の影響により設備の稼働に大きな支障をきたしてしまい給与は数%カット、賞与は
全面カットとなってしまったのです。

結局まともな賞与をもらえた事は一度もなかったのですが、その会社が私の最初の会社だったこともあり
もらえないことが当たり前となっていたのでその点に関してはそこまで痛手ではなかったのですが、もしもらえていたと
したら辞めない事もかんがえていたかもしれません(笑)。

入社して一年が経ち、職場の環境と自らの私生活にも慣れてきたところで毎日が繰り返されていることのに気がつきました。
最初の数ヶ月間は自分で稼いだお金を好きなように使い、それにより満足感を得ていたので毎日の生活にもなんとも
思いませんでしたが、その生活にも飽きてきた頃、毎日が同じ事の繰り返しでそれがこれから先も半永久的に続く事が考えられませんでした。

正直当時は会社に深い思い入れもありませんでしたし、こんな仕事機械でもできるだろう、くらいに思えてきてしまい
もっと自由に主体的にできる仕事をしたいと思い、いつかやめよう、という気持ちがすこしずつ強くなっていきました。

二年目のある日、生活に堪えかねた私が上司に辞めたい事を告げにいくと、
『そんな思いつきみたいな考えで辞めるな。』
と言われました。

僕の意思も固かったので留まるつもりもありませんでしたが、在職中にお世話になった方々がわざわざ止めにきてくださった事もあり
あと一年、考えが変わらなかったら辞める事にし当面は会社に留まる事にしました、
一年という月日はとても長いものでしたが僕の考えはその後も変わる事なく、むしろ強くなっていくなか毎日は過ぎていきました。

一年後改めて上司に辞める事を伝えにいくと、上司は了承してくれました。
当時人員不足だった事もあり辞めると告げてから3ヶ月は働きましたが、無事に辞める事ができ、退職金ももらえ、私は晴れて
念願の自由の身となれました。

その後はもともとやってみたいと思っていた居酒屋の接客、調理に携わり、その他にもやってみたいと思っていた事を
こなしていく毎日です。

今になって思うのはせっかく待遇のいい会社にいたのだから、金を目標まで貯めて辞める、など
もう少し考えていればよかったと思う部分も少々あります。
しかしそれは辞めてみて初めて気づいたことなので後悔はありません。

その他にも辞めて気づいた事がたくさんあります。
就職できるのが厳しい世の中である事、自分の受けていた待遇はよい方であった事、この世には
いろんな考えを持っている人がいる事などです。

会社を辞める、というのは自分の中ではかなり思い切ったことでしたが、
安定を失うという気持ち以上に学ぶことがたくさんあり、自分にとって大きな経験となりました。

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