仕事を辞めたい日本代表

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理想とかけ離れた市役所を辞めた理由

      2016/02/13

高校卒業後、私はある中核都市の市役所に職員として勤めていました。

倍率の高い筆記試験に合格し、面接でも市民サービスに携わりたいことを熱心に話しました。

その市役所がある街は、私の故郷ではなかったのですが、お世話になった叔母が住んでおり、小さいころからなじみ深い街だったのです。

無事、公務員試験に合格した私は、晴れて市民課で働くことになりました。

私が所属していたのは環境係で、ゴミの分別についての指導をしたり、リサイクルできる洋服や家電を回収するのが主な仕事でした。

ところが、働き始めてから「あれ?」と思うことが多々ありました。

私は、市役所は市民のために公共サービスを提供する場所だと思っていたのですが、実際は窓口に市民の方が来てもマニュアル通りのことしか言わず、職員が忙しいときには明らかに説明不足になっていることがあったのです。

あるとき、窓口に障がいのある方が来ました。

その方はうまく発声ができないらしく、喋り方がぎこちなかったのですが、身振り手振りや筆談でなんとか対応することができました。

驚いたのは、その方が窓口を離れたあとのことです。

奥の席に座っていた上司が「今の喋り方は笑っちゃうな」と言い出し、周りの職員もそれに合わせて市民の方の悪口を話しはじめたのです。

なにも窓口で態度が悪かったわけでもないし、障がいでスムーズに話せなかったのだから、仕方のないことだと思うのですが…。

別の係りで窓口に立っている同期に相談したところ、そこでも同じようなことがあると言っていました。

どこに就職してもこういうことはあるのかもしれませんが、高い理想を持って入庁しただけにショックが大きかったです。

また、退庁時間への不満もありました。

一般に公務員は定時で退勤できると言いますが、実際にはなかなか難しく、仕事が無くても上司が残業している帰宅できません。

去年入庁した先輩は上司が残業していても気にせず帰宅するのですが、その先輩が事務室を出た途端に悪口のオンパレード。

先輩は自分の仕事をきっちり終えてから退勤しているにもかかわらず、上司たちは「常識がなっていない」と先輩を非難するのです。

私は学生のころから趣味で水彩画を描いており、退勤後は自宅で作業しようと考えていたのですが、連日家に着くのは21時過ぎ。

夕食をとりお風呂に入ると、あっという間に寝る時間になってしまい、平日に作業することはできませんでした。

結局、婚約を機に市役所を辞め、地元に戻ってアルバイトをしています。

周囲からは「市役所を辞めるなんてもったいない」と言われましたが、私は辞めてよかったと思っています。

馴染めないところで働き続けるより、自分に合った仕事に就くほうが幸せなのではないでしょうか。

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