仕事を辞めたい日本代表

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飛び込み営業とノルマに耐え切れず2ヶ月で辞めた求人広告の営業

      2016/02/13

わたしは新卒で、某有名企業の下請け会社に求人広告の営業職として就職しました。文章を書くことが好きだったため広告業界にはもともと興味があり、内定をいただいたときは飛び跳ねて喜びました。人と話すことも得意だったため、友人や家族などのまわりの人たちからも「あなたはきっと営業職に向いているよ」「大変だろうけど、初めての人とでもすぐ仲良くなれるあなたなら、営業もやっていけると思うよ」と期待されていました。わたしも、不安半分期待半分で新社会人としてスタートを切りました。

最初の数週間は、下請け会社同士の新卒が何百人も集まって研修がありました。研修では営業のノウハウや、広告を作成する際に気をつける点などを学び、「しっかり研修もしてくれる会社だし、仕事内容は大変そうだけどどうにかやっていけそうだな」と感じていました。

研修期間が終わり、新卒として働き始めて1ヶ月ほどたった頃に、突然飛び込み営業を命じられました。地図を渡され、飛び込みするエリアを決められ、ひとつでも多くの会社なり店舗なりに飛び込んで自社の資料を渡してくる、といった内容のものでした。2日間、がむしゃらになって、朝から夜までヒールであちこち飛び回りました。どんなに小さなお店も、どんなに入りづらそうな場所も、とにかく飛び込んで資料を渡して名刺交換をしてもらいました。結果は新卒メンバー5人の中では2番目に多く名刺交換をできた、ということで「頑張ったな」と上司からも褒められ、わたしは良い気分になっていました。

しかし、過酷だった初めての飛び込み営業の二日間が終わり、ほっとしたのもつかの間、翌日からは電話での営業が始まりました。電話営業を午前中いっぱい、午後はアポが取れた企業や店舗に行きます。しかし、アポが取れたとはいえ、実際に行ってみたら責任者の人がアポのことなど忘れて出払ってしまっていたり、全然話を聞いてくれなかったり、ということも日常茶飯事でした。
そして毎日、朝の時点でその日の電話営業と訪問営業のノルマが言い渡され、それが達成できないとなぜ達成できなかったのか、どうしたら達成できるのかを夜遅くまで上司に問いただされる日々でした。仕事を終えて深夜に帰宅した後に、上司から社用携帯に電話がかかってくることもありました。心落ち着く時が全く無く、睡眠の質も落ちていたのか、毎日毎日寝た気がしませんでした。

「話上手」「聞き上手」と言われて入った業界でしたが、仕事のことになるとまったくもって口下手になってしまうわたし。それまでは、わたしは話すことが得意だ、とある程度の自信があったので、営業となるとうまく話せなくなってしまい、引っ込み思案になってしまう自分にどんどん自信を失っていきました。

そして、入社から1ヵ月半で、わたしは退職を決意していました。「ほかにやりたいことがあるんです」と理由をつけ、上司に辞めたい旨を告げると、止めはしつつも「やりたいことがあるならそっちの世界で一生懸命頑張れ」と言ってくれました。そして入社から2ヶ月たった時点で退職をしました。

その後、「新卒」という肩書きを棒に振ってしまったわたしは、吹っ切れた気分になり、体裁や給料などを気にせず、本当に自分の好きな仕事を始めました。アルバイトとして新しく働き始めましたが、転職先での仕事は何もかもが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。自分の居場所はここだったんだなぁとすら思ったほどです。今思うと、本当にあのタイミングで辞めておいてよかったと思います。

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