仕事を辞めたい日本代表

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就職先に困らない保育士。それには理由が…

      2016/02/13

私が保育士になろうと思ったのは高校生の3年生の時。
将来の夢がなく、ぼんやり生きてきた私は大学への進学は目指していたものの、何を選考したいのか、何を学びたいのかが決まっていませんでした。
そこで出てきたのが保育士でした。
母が保育園でのパート、叔母が昔保育士をしていたのもあり、なんとなく保育士になろうと思うのと同時に、そのときの時代背景も関係してきていました。

私が就職活動をしている時は受け口がとても少なく、一般企業に勤めることはとても努力のいることでした。
本当は事務仕事などをして好きなことがしたいな…でも就職活動が面倒くさいな…
そう思っていた私はいろいろなところから耳にする「保育士は就職先に困らない」という言葉のみを鵜呑みにして保育士を目指すための大学に進学しました。

案の定大学での就職活動は楽なものでした。
就職先が決まったのは4年の春頃。
行きたいと思っていた幼稚園に電話をして、本当に簡単な面接をしたらそのまま就職。
保育士を目指していてよかった!
そう思ったのはここまででした。

入る前に一ヶ月間の実務体験。
ここから私の苦の生活の始まりでした。
保育士の業界というのは基本的に女性のみの仕事場が多いです。
その為女のいやな部分を包み隠さず、そしてかつ大胆に人にぶつけてくる人が多いのです。
嫌に人に対して叱りなれているので、今まで居た先生達は新人の私に対してこう思っていたのでしょう。
「大人なのになんで察せないの?」
言わなくてもわかるでしょ、今まで勉強してきたんだから。です。
大人である私には子ども以上の期待を抱き、新人である私に対して接してきます。
なので思っているような行動が取れない、言っていることが思ったように受け取れない新人の保育士は基本的にストレスの対象になるのです。
ここで先生の意図を汲み取り、行動できる新人はなかなか居ないでしょう。
もしくは自分より出来ない人と一緒に就職した場合には対象は自分でない可能性があるかもしれません。
これはどこの保育園、幼稚園に勤めても体験することです。

そして何よりもつらいのが残業時間がびっくりするほど多いことです。
行事の前であれば帰るのが22時…なんてことも不思議ではありません。
しかし、残業代は支給されないのです。
こんなにがんばっても、先輩にひどい言われようをしようとも残業代は入ってこないのです。

ひどい時にはしかられている時間が長すぎて帰るのが19時に…何でこともあります。
とにか叱りたいのです。叱ることでストレスを発散し、優越感にも浸りたいのです。
しかし、叱っている先生はまったく持ってそんなことは考えていないでしょう。
「○○さんのために私の時間もけずってるのよ?!」
なら、簡単にまとめて要点を指摘して欲しいものです。
さっきから何度も同じ言葉の繰り返し。
はじめは本当に申し訳ないという気持ちが2時間もたてばそれは拷問にもなります。

そんな日々をすごしていた私はついにもう生きているのがつらくなってくるほどになりました。
職場にいく足取りも重く、十分な睡眠をとることも出来ず、自分が体調が悪い、という感覚さえなくなって来た時にふと思ったのです。
「もうこんな仕事辞めちゃおう。」
それまでは
「私がやめたらクラスの子はどうなるんだろうか…」
「辞めるって言っても素直に聞いてくれるわけない。」
など不の感情ばかりが優先していましたが、本当に一瞬の出来事でした。
なんのきっかけがあったわけでもないのに辞めようとふと思いついたのです。
そしてすぐ次の日に仕事が終わり、園長に話をつけ、大変面倒くさい時間を過ぎ、辞めることが出来ました。
もちろん、考えていたようにすぐに辞めさせていただけるわけもなく、何時間も話し合いをしました。
その中で私の気持ちは折れることなく、辞めることを突き通しました。

このふっと沸いてきた辞めようという気持ちが強くなければ、もしかしたらあそこで仕事を続けていたのかもしれません。
しかし今の私がいるかは実際わかりません。

実は保育園、幼稚園の就職活動もとても面倒くさいことですが、実際にその現場でボランティアに行ってみれば1週間もいればどんな職場なのかがわかります。
私は勤めていた職場ではボランティアには行きませんでした。
だからこんな目にあってしまったのです。

もし保育園、幼稚園でずっと働いていきたいと考えている人こそ、就職先を決める前にボランティアを通してその職場がどのような雰囲気なのか、自分がやっていけるのかなど、自分の身をもって体験することはとても大切なことだと思います。

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