仕事を辞めたい日本代表

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見た目以上にハードな仕事、音楽業界でパニック症が出てしまいミュージシャン辞めました。

      2016/02/27

私は洋楽が好きで、10代の頃には、なにか音楽関係の仕事に就けないかな?と夢見ていました。

歌う事が得意だった私はとあるボーカル教室に通うようになりました。

それから自分でもライブを行うようになり、徐々にお金をもらって出演するようになりました。

あれから20年ほど音楽の仕事をしましたが、私が音楽を生業にしていた時代はバブルも崩壊し、その後リーマンショックと続き、音楽の仕事がたくさんある時代ではありませんでしたので、仕事を得るために様々な工夫をしながら食いつないでいました。

例えば、ライブやイベント出演の合間には教室をやるなどし、生計を立てていました。

その努力あってか、だんだんと仕事が増えて行き、会社を設立。

生徒数も大変増え、生活する上で金銭的には不安を感じなくなった頃、なぜかだんだんと窮屈さを感じ始めます。

昼間は教室やレコーディングの仕事を行い、夜はステージの仕事。

家に帰ると次のイベントやステージのために曲を覚えたり、資料の準備をします。

休みの日も次回のステージ内容などが気になり、リラックスする事が大変難しかったので、よく旅行などに行って気晴らしもしましたが、やはり追い立てられるように次々と依頼がくるため、なかなか気持ちが休まる事がありませんでした。

そして最終的には、毎日、四六時中音楽を聴き続けていたため、音楽を一切聴きたくなくなってしまい、家に帰ったら無音にし、耳を休めていました。

疲労も常に溜まっている状態でしたので、イライラも生じやすく、人間関係にヒビが入ってしまう事も多くなってしまいました。

人間不審に陥り、孤独感が募り、やめたいな?という気持ちが生じ始めたのは音楽の仕事を始めて10年目くらいだったと思います。

それまでは成長したり、仕事が増える事が喜びでしたが、そういう負のサイクルに陥ってしまった状態で、音楽を楽しそうにするというのは、なかなか気持ち的に大変な事でした。

人間関係もなかなか信用する事が難しく、どの世界でも同じかもしれませんが、人の悪口などを言い、評判を落とすような行為をする人も多かったのです。

人気商売の場合はこう言った事がとても不安でしかたありませんでしたので、一種の強迫観念のように何か悪い事をしていないか、気になり始めストレスがとてもかかるようになりました。

皆仕事がほしいので、表面的には笑顔で話しはしていますが、根はライバルだと無意識に感じます。

金銭トラブルも多く、支払いが遅れるならまだしも、トンズラして支払いがないという事もありました。

イベントなどでは、大手企業や元請からの圧力もあったりし、個人がなかなか利益を上げる事が難しい世界でもありました。

そういう中で音楽の仕事から他業種へ転換できない理由は、仕事内容が特殊なだけに、潰しが効かないという固定概念があります。

そんな中、私の場合は最終的にうつ病になってしまい、パニック症も併発しました。

忙しすぎたのと、責任を負いすぎた事が原因だと思いますが、その状態に陥って始めて、辞めようと思い立ちました。

心身ともに健康じゃないのに元気いっぱいに音楽などできるわけがなく、限界を感じたからです。

止められた理由には結婚をした事もきっかけになったと思います。

止めた後は療養もかね、主婦として家庭に入り、大分調子も戻りました。

音楽も普通に聴けるようになってきて、楽しめるようになりました。

好きな事を仕事にできた事はとても私の中では誇りとなっており、良い経験だったと思いますが、今から仮にそういった世界を目指す方は焦らず、自分のペースを大事に信念を持って、振り回される事なく挑んでくださいね。

以上が私の「仕事を辞めた理由」でした。

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